デリケートゾーンにグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)〈医薬部外品(薬用)〉は黒ずみ対策や改善効果があるのか?副作用はあるのか?

デリケートゾーンの黒ずみ対策・改善に使われる医薬部外品の成分とは?

デリケートゾーンの悩みデリケートゾーン黒ずみ改善と称した石鹸やボディーソープ、クリームなどが販売されていますがその殆どが医薬部外品ではありません。

医薬部外品は厚生労働省が特定の効能について認可している商品・製品の事 で、医薬部外品(薬用)の成分は有効成分として効果効能を表示することが認められています。

デリケートゾーンの黒ずみ改善や対策商品の有効成分は「メラニン」やメラニンの生成元になる「メラノサイト」の生成、抑制効果があるものとして、

トラネキサム酸

水溶性プラセンタエキス

ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸,アスコルビン酸2-グルコシド)

アルブチン

これら4つのどれかが配合されています。これらのメラニン対策成分の他に

「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」

「グリチルレチン酸ステアリル」

が配合されています。今回はこの2つの成分に関して調べてみました。

>>目次を表示<<

医薬部外品に含まれている「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」や「グリチルレチン酸ステアリル」とは?

●グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)・・・グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸K2、グリチノンK2とも呼ばる。漢方の原料の甘草の根に含まれる成分で、抗炎症作用があり肌荒れやニキビのケアに効果を発揮。その特性を生かして、日焼け止めや化粧水、風邪薬などさまざまな製品で使われています。。

●グリチルレチン酸ステアリル・・・マメ科の植物であるカンゾウ(甘草)の根に含まれる有効成分「グリチルリチン」の誘導体。主に抗炎症作用があると言われ、スキンケア製品、化粧品などに利用されています。グリチルリチン酸2Kと同じ作用があります。解毒作用と抗アレルギー、抗潰瘍作用があるため、医療では急性や慢性の皮膚炎に使われています。

グリチルリチンというカンゾウ(甘草)の根に含まれる有効成分はどちらも一緒のようです。

甘草の根に含まれる甘味成分が「グリチルリチン酸」で、その誘導体が「グリチルリチン酸ジカリウム」ということです。

「グリチルレチン酸ステアリル」は、グリチルレチン酸にステアリルアルコールをエステル結合させることでクリームや軟膏などに使用される油脂類に対する溶解性を向上させた成分のことです。

上の説明にも少しありますが、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)とグリチルレチン酸ステアリルはほぼ同じ物と思ってよいようです。

ちなみにマメ科の植物であるカンゾウ(甘草)は、欧州、中近東、中央アジア、中国、ロシアなどに自生する多年生植物で、薬用植物として世界中で利用されており、「生薬の王」とも称されています。日本には中国から渡来したと考えられ、正倉院にも生薬としての甘草が保存されています。

そういえば「カンゾウエキス配合」という薬のCMなどをよく見かける覚えがありますね。

甘草写真をグーグルで見る

>>目次を表示<<

「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」や「グリチルレチン酸ステアリル」には副作用がある?

「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」や「グリチルレチン酸ステアリル」に副作用があるか調べてみました。

グリチルリチン酸を大量に摂取することによって、偽アルデステロン症を生じる恐れがある。

高齢者、むくみ、心臓病、腎臓病、高血圧の診断を受けた方は偽アルデステロン症を発症するリスクが高いとされているため、1日最大服用量がグリチルリチン酸として40mg以上となる製品の使用に際しては、医師などに相談するなどして、使用の適否を十分に注意し、また、使用する場合には初期症状に常に注意を払う必要があります。

グリチルリチン酸を1日当り40mg以上配合された製品については、上記の症状の有る無しに関わらず長期連用を避ける必要があります。

※感冒薬、解熱鎮痛薬、アレルギー用薬などは、グリチルリチン酸が配合されているか否かに関わらず長期連用は避けることとなっています。

医薬品では1日当りの摂取量がグリチルリチン酸として200mgを超えないように用量が定められていますが、比較的多くの医薬品に用いられ、また、甘味料として一般の食品や健康食品、医薬部外品などにも広く用いられていることから、継続して多量のグリチルリチン酸を摂取しないように注意する必要があります。

次の患者には投与しないこと
アルドステロン症の患者
ミオパシーのある患者
低カリウム血症のある患者
[1.〜3.:これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]

ネットで調べた限りでは「甘草には ステロイドとまったく同じ効果がある!注意したほうが良い!」という意見もあるようですが、昭和15~16年にグリチルリチン酸ジカリウムを開発された先生からの意見ではステロイド的効果に関して、「副作用は 内服に限られる」との話でした。「甘草のステロイド様副作用は外用としては考えられない」とのことです。

>>目次を表示<<

「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」や「グリチルレチン酸ステアリル」の関連リンク

デリケートゾーンの悩み(黒ずみ、臭い、かゆみ)に関連したリンクを紹介します。

黒ずみ対策の医薬部外品を比較してみました。どのデリケートゾーンの黒ずみ対策商品にトラネキサム酸が配合されているのかがわかりやすいと思います。デリケートゾーンの黒ずみ解消薬用・医薬部外品比較一覧

臭い、黒ずみ、かゆみに関する商品を比較しましたデリケートゾーン臭い・黒ずみ・かゆみ解消ケア商品比較一覧

>>目次を表示<<